こんにちは、オットです。
先日、妻と二人で「国立温泉 湯楽の里」という温泉施設へ行ってきました。
国立市内、多摩川のほとりに建つ天然温泉です。
湯楽の里は温泉としてもレジャー施設としても文句なしの合格点。良い時間を過ごすことができましたよ。
印象に残った良いところを体感ベースで紹介していきます。
「高濃度炭酸泉」。
湯楽の里で過ごした半日の中で、自分が最も興味を持ったものです。個人的には露天よりも正直こっちの方がインパクト強いですね。
理由は単純。明らかに健康に良さそうだからです。実際、わずか1回の入浴でものすごい体感が残りました。
高濃度炭酸泉の効能については、浴槽上にある壁に大きく説明書きがなされています。
・皮膚から体内に取り込んだ炭酸ガスが全身の血管を拡げる
・血の流れが良くなる
・冷え性やむくみ、火傷や肩こり関節痛などに効果あり
ざっっっくり要約するとこんな感じです。
血液の役割は全身に栄養と酸素を届け、老廃物を受け取ること。
血の巡りが良くなることでそれらの働きが活発になり、全身に良い影響をもたらすというわけです。
ちょっと話が逸れますが、以前読んだ本の中に、「血管年齢=肌年齢」という記述がありました。
「加齢に伴って血管は弾力のない硬いものになる。」
「それにより血流が悪化し栄養が全身に行き渡らなくなり、結果肌が老化していく。」
というものです。
その本では血管を若く弾力のあるものに保つ工夫が色々と書かれていたり、それに伴った肌年齢の実験結果などが紹介されていました。
お肌と血行というのは切っても切れない関係にあるということです。
もう一度炭酸泉に話を戻します。
自分はこの日実際に炭酸泉に入ってみたので、その体感を振り返って語ってみますね。
湯船に浸かって数分すると、全身に気泡がつきました。
その気泡は毛穴から体内に入り込むのだそうです。
15分以上入ると危険ということで、それなりの時間で炭酸泉から出たところ、全身は赤くなっており、心臓も強く脈打っている感がありました。
温泉の温度は37度。のぼせたわけではありません。
その後もしばらくドキドキは続き、全身が火照っている感覚でした。気持ちのいい疲労感もしばらく残りました。
こんな感じですね。
炭酸泉の血行促進の効果は一度の入浴でもはっきりと感じられました。ものすごい効能です。
これは毎日入ると健康に効果ありそうですよ。
露天風呂は塩化物泉。保温効果のある通称「熱の湯」と呼ばれる泉質ですね。
保温効果の理由は肌についた塩分が入浴後の汗の蒸発を防ぐためです。
湯楽の里の露天風呂では、源泉掛け流し、濾過循環と2種類の形で塩化物泉を楽しむことができます。
本格的な温泉を楽しみたい方も清潔感を重視したい方もどちらも快適に過ごせる親切設計ですね。
露天の景色ですが、壁でだいぶ遮られてはいるものの、多摩川河川敷の風景を楽しむことができます。
遠くに富士山が見えるそうですが、注意力散漫な自分はその確認を完全に忘れていました。
もうとにかく炭酸泉でテンション上がっていたので…
50席のリクライニングシートと大量に用意された漫画。そしてそのうち20席はテレビ付き。
湯楽の里の休憩スペースは何時間でも寝転がっていたい快適空間です。
自分はヤングジャンプで好評連載中の中華ロマン漫画「キングダム」を延々と読みふけっていました。
仕事しようとパソコン持参で来たはずだったんですが、もうどうでもよくなっちゃいましたね(笑)
炭酸泉で消耗(炭酸泉はエネルギーの消費が強まります。ダイエット効果あり!)した体をリクライニングシートに預けるとそこはもう天国。
周りではほとんどの人が気持ち良さそうに寝息を立てていました。
この世の楽園です。
入館時にもらうこのリストバンドには決済機能が付いています。
館内の自動販売機では、このリストバンドをセンサーにかざすだけでジュースやアイスが簡単に買えてしまうんですよ。
湯楽の里専用Suikaみたいな感じです。
なんとも些細なことですが印象に残りました。便利ですよこれ。
自販機以外にもマッサージ等様々な決済が全てこれでできるようです。
湯楽の里の駐車場にメルチャリポートを発見。
本当にどこにでも現れますねメルチャリ。
便利なサービスです。実証実験が終わっても国立市に残ってほしいなぁ。
この日は平日でしたがそれなりに混んでいました。
休憩スペースで座れるか座れないかというレベルです。
嫁が入手した情報によると、休日は相当ごった返すようで…
思いっきり楽しむのであれば、平日を狙って行くか、休日の空いている時間を調べて行くかするのが良さそうですね。
強烈な炭酸泉で天国モードになった体をリクライニングシートに預けて漫画三昧。
最高のプランです。ぜひ!
国立温泉「湯楽の里」公式サイト
https://www.yurakirari.com/yura/kunitachi/