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本棚喫茶の紹介。立川オリオン書房フロア内のカフェスペース

2018.09.09
立川本棚喫茶のブレンドコーヒー

多摩モノレール立川北駅近く、パークアベニュー3階フロア全体に広がる本屋「オリオン書房ノルテ店」。立川市で愛される老舗です。これは自分よりも読んでいる皆さんの方が詳しくご存知ですね。

さて、オリオン書房の広いフロアの一角に「本棚喫茶」という名前のカフェスペースがあります。最近自分が特に気に入っているお店です。今回はこの本棚喫茶の概要と自分が感じた魅力を紹介していきますね。

 

 

メニューと座席

 

本棚喫茶のメニュー

まずメニューについて。
本棚喫茶ではサイフォンで淹れたコーヒーのほか、各種アレンジコーヒーに紅茶やスイーツ、軽食を楽しむことができます。軽食はパスタとトースト。スイーツはソフトクリームやパフェ、スコーン等です。

本棚喫茶ではおかわり用の割引サービスがあります。対象となっているのはブレンドコーヒー、アイスコーヒー、オレンジジュース、グレープフルーツジュースの4種。一杯目にこの4種のいずれかを頼んでいた場合、2杯目も4種の中から選ぶと2杯目の値段が250円になります。

座席は2人がけ、4人がけ、窓際のカウンター席、フロア中央の大きな8人がけテーブルの4種。カウンター席にはコンセントがついています。入店すると店員さんがオススメの席へ案内してくれますが、要望を言えば別の席を選ぶこともできます。

 

 

本棚喫茶の魅力

 

本棚喫茶のおかわり

いちばんの魅力は長居がしやすいこと。自分は何かのパソコン作業をしたり本を読んだりという目的でこの場所を使います。そんな自分にとって、コンセントがあったりコーヒーのおかわりが安価で飲めたりすることは大きな魅力ですね。

途中で本を探しに行けるというのも良いです。何せ本屋の一角ですから、何か調べたいことができた時はサッと本を探しにいくことができます。ちなみに一旦席を立つ時は店員さんが「いってらっしゃいませ」、本を抱えて戻ってくると「おかえりなさいませ」と声をかけてくれます。自分のような途中でいなくなるお客さんがきっと結構いるのでしょう。

本棚喫茶にはその名の通りお店のあちこちに本がディスプレイされています。ジャンルを見てみると、多摩関連の本と食事コーヒー関連の本が半々といったところ。立川に根ざしたオリオン書房らしい、多摩情報を重要視している経営方針なのでしょう。

 

 

混み具合は?

 

土曜の午前11時半に入店した時はまだお客さんはまばら。その後お客さんは徐々に増え始め、午後1時をまわった辺りで満員になりました。

日にもよると思いますが、お昼時やその直後辺りは混んでいる可能性があるでしょう。チラッとお店をみて満員を確認するといなくなる方がちょくちょくいました。人気ありますね。

 

 

おわりに

 

・本をゆっくりと読みたい人

・コンセントのあるカフェを探している人

こういった望みを持っている方にとってはちょうどいい場所だと思います。本棚喫茶でコーヒーを飲むとついつい本を一冊買っちゃうんですよね。

最近は電子書籍やネット注文が主流になり店じまいする本屋さんが増えています。そんな中、本棚喫茶とオリオン書房のコラボが与えてくれるこの体験は、店舗型書店の望ましい未来の一つなのかなと思いました。

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オット

2018年4月から国立市に住んでいる専業Webライター。Webエンジニア&イラストレーターの妻と2人で国立市内を中心に多摩地域のお食事処を探しては楽しんでいます。関東生活は初めてなのでその視点からも何か発信ができれば。一児の父。30代。コーヒー党。猫派。

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