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「石川酒造」酒蔵見学レポート

2018.03.20

多摩地域に立派な歴史ある蔵元があると聞き、先週末、人生で初めて酒蔵見学に行ってきました。

拝島駅徒歩15分にある「石川酒造株式会社」です。

石川酒造の歴史はとても長く1863年(文久3年)から始まりました。
今では有名な「多満自慢」ですが、創業時は「八重桜」、1919年(大正8年)より「八重梅」の銘柄で醸造していました。
昭和に入り、 精白技術も向上し、より良い酒質の新銘柄として1933年(昭和8年)から「多満自慢」 登場しました。
多摩 酒蔵 多摩 酒蔵

石川酒造内には6棟の国の有形文化財に指定された建造物があります。
こちらの土蔵もその内の一つで1880年(明治13年)に建てられました。
土蔵内は空調設備がないのに屋外よりも−10℃くらいになっており、ひんやり感じました。多摩 酒蔵 多摩 酒蔵

蔵の前にぶら下がっている玉は「杉玉」です。
「今年一番の新酒ができました」という合図になるもの。
吊るされたばかりの時は緑色でしたが、やがて枯れて茶色がかってきます。この色の変化で、新種の熟成具合を伝えるそうです。
多摩 酒蔵

現代では、空調設備が整った酒蔵では、1年中酒造りをする「四季醸造」が一般化していますが、石川酒造さんでは昔ながらの「寒仕込み」製法を取り入れています。
その理由は、原料である米が秋に収穫され、寒い時期だと雑菌が繁殖しにくいからだそうです。
日本酒の仕込みは、温度管理がとても重要なのです。低温だと、余計な雑菌の繁殖を抑え、お酒をつくる微生物が、よい働きをしてくれるのである。冬場の低い気温の中で、もろみをゆっくりと時間をかけて発酵させると、きめ細やかで良質な酒に仕上ると言われてるそうです。

こちらは日本酒の仕込みにも使っている仕込み水になります。
敷地内全てから天然水の生水が湧き出ています。
こちらは綺麗な天然のお水なので是非一度ご賞味ください。ちなみにトイレもこの生水が出ます。
よくペットボトルに入れて持ち帰る方もいるそうですが、生水なので日持ちしないので当日中には飲むように気をつけてください。
多摩 酒蔵

こちらは夫婦欅(めおとけやき)。
樹齢400年を超える欅です。お米の神様「大黒」様と、水の神様「弁天」様。
この二柱の神様は、熊川では夫婦として信仰され、石川酒造さんでは毎朝夕、酒造りの精進を祈っています。
多摩 酒蔵  多摩 酒蔵  多摩 酒蔵

なんと、秋篠宮文仁親王様がお一人でお忍びでいらしたこともあるそうです。
多摩 酒蔵  多摩 酒蔵

石川酒造さんは明治21年にビールの醸造を開始し、近在や東京・横浜へ販売しましたが、まだ王冠の技術がなく、瓶が破裂し易いなどの理由で、明治23年に製造装置は売却されてしまいました。
こちらには日本最古のビール釜も展示してあります。
多摩 酒蔵  多摩 酒蔵

まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようで敷地内を散策しているだけでもとてもワクワクします。多摩 酒蔵  多摩 酒蔵 多摩 酒蔵

樹齢700年を超えた御神木が側にある井戸。
昔からの言い伝え「大木の下には良い水が湧く」のとおり、美味しい水が湧き、井戸を満たしております。
多摩 酒蔵  多摩 酒蔵

見学ツアーの後は、お楽しみの試飲タイム!「あらばしり」「にごり酒」など出来たての新酒を飲み比べしました!
多摩 酒蔵

酒蔵の一つ一つをご丁寧に説明していただき、できたばかりの新酒が飲め、無料でここまで楽しめるとは思いませんでした!

111年ぶりの1998年にビールの醸造を再開し、誕生した「多摩の恵」!
ビールの飲み比べは有料になりますが、ビールの飲み比べもしてきました!♪
多摩 酒蔵  多摩 酒蔵 多摩 酒蔵 多摩 酒蔵

飲み比べと聞くともっと小さいグラスだと思っていましたが、普通のグラスの大きさでビックリ!
3種類飲み比べで900円とリーズナブル!
都内で飲み比べしたらこの価格では飲めないですよね〜
多摩 酒蔵 多摩 酒蔵

多摩地域には東京23区にはない魅力が沢山!

青梅にも酒蔵があるそうなので今度は「澤乃井」さんに行ってみます!

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たべりすちゃん

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家が大好きで引きこもりがちですが、 国内外問わず異文化に触れた時は全身のアドレナリンが出るくらい異文化に興味津々です! つなぐーの海外進出向けて全力で取り組みます!
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店名 石川酒造株式会社
ホームページ http://tamajiman.co.jp/
住所 東京都福生市熊川1番地

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