今回はビジネス立ち上げるにあたり、大事になってくる市場についてお話します。
正直なところ私は一番最初ビジネスを立ち上げるにあたり、市場のリサーチをあまりやっていませんでした。自分の身近で困っている人がいるのだから、きっと需要はあるに決まっている、なんて思い込みやっていました。また、この市場に関して、実際のビジネスに活かすのではなく、勉学になってしまう人も多くいるように感じています。わかりやすい例で言うと経営コンサルタントが自分で事業を興しても、経営が上手くいくとは限らないといったイメージです。
しかし、だからといって自分が挑戦する市場について何も知らないというのは、危険というか恥ずかしいですよね。仲間を誘う際にこんなことをやって世の中を良くしたいんだ!何て言っているのに、実際には市場はどれくらいあるのか聞かれても答えられないなんて・・^^;
自分のやろうとしていることに対して説得力を持たせ、周りや自分も納得するために必要になることだと思っています。
だからといってコンサルタントのようにこと細かくリサーチする必要はないです。自分が挑戦しようとしている市場は、どんな市場なのか?成長はしているのか?競合は?クライアントは?クライアントが必要としていることは?なぜ「今」なのか?を把握できれば十分だと思います。
さて、本題の市場についてです。
市場には、大きく分けて、以下の2つに分けることができると思います。
・TAM(Total Addressable Market)
→全体の市場
・SAM(Service Addressable Market)
→自分の狙うサービスの市場
わかりやすい例だとオンライン教育事業を立ち上げるとすると、
TAMは教育の市場であり、SAMはオンラインの市場を指します。
よくTAMの市場は必要ないのではと思い、SAMだけのリサーチをしている人がいますが、これはNGです。
なぜなら当たり前ですが、SAMはTAMの一部の市場です。今回のケースで言うとオンラインの教育市場は、教育市場が元々あり、その上で、インターネットの発達と共にできあがったのです。このTAMである市場を把握することによって、次になにが生まれてくるのか少しだけ予測できることもできるかもしれません。そうすることでチャンスを掴めるかもしれません。
虫の目だけでなく、鳥の目で全体を俯瞰することが大事です。
目の前に課題があり、それを解決したいから始めるといった気持ちや行動はとても大事であり、その勢いで始めてしまうのもアリだと思います。
ただこういったリサーチを基に気づきを得て、幅を広げたサービス展開もできるかもしれません。
あなたが考えているビジネスの市場に対して、ざっくばらんに話してみませんか?
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