センスは知識からはじまるという本を読み、備忘録として自分の考えも混ぜつつ書いていきます。
大ヒット商品を生み出すためには、裏では地道かつごく普通のインプットがあるのです。これを怠り楽してヒット商品を生み出せることはまず難しいでしょう。センスとは、知識に基づく予測である。
これすごく世の中の人に言いたいですね。webサイト制作をしている身として、カッコイイ＝集客できると勘違いしている人が多くいます。あと流行っているからセンスがいいわけではないということ。流行っているサイトと全く同じものを仮に作ったとして、同じ効果が得られるだろうか。流行っているものをうわべだけ真似ても、競合商品・サービスにはなりえない。
この本を読み、企業の一般的な評価の指標としては、時価総額、売上、利益、人数などで判断するのがありますが、企業の美意識やセンスが企業価値になりえる時代じゃないかなと思いました。これは企業だけではなく、人も同じだと思います。いくら稼いでいるとかどこに住んでいるとか学歴職歴とかではなく、もっと別の視点で価値を考えることができる時代だと思います。
これまでの指標としては、見える化しやすいがためにこれらが使われていた傾向があると思いますが、テクノロジーの発達により様々なデータを取得でき、それを様々な形でアウトプットすることができる時代。まだまだ取得が難しいデータがあるけれどもIOTの発達により日常的に多くの人たちの行動データが蓄積されていき、さらに広告を始め、人間関係のコミュニケーションにも大きく影響を与えてくるのでしょう。
この本に書かれていたことで特に印象に残った言葉、すべての仕事は価値を創造していくことで対価を得る。
本当に価値を創造できているだろうかと常に問い続け、これからも真摯に仕事に向き合っていきたいと思いました。
