飲食店、他のサービス業においても値下げ、クーポン戦略は短期的にみたら上手くいくかもしれないが、長期的にみれば多くが上手くいかないだろう。
なぜか?
お店が求めているようなお客さんが来ないのが一番の理由。
安いから来て、安いのが当たり前になってしまい、通常の料金だと足を運ばなくなってしまう。
また、このような値引き、クーポンを利用してしまうと常連のお客さんに対してどういう顔をすれば良いのだろうか。
店内には常連のお客さんと新規でクーポンを利用しているお客さんが混ざってしまっている状態。
本来であれば、常連のお客さんに対して気を配らなくてはならないはずなのに。
新規のお客さんを伸ばすことではなく、常連のお客さんにより満足してもらうことを考えた方が本質的ではないだろうか。
どうやって人を呼ぶかの入り口戦略ではなく、どうやって満足して帰ってもらうかの出口戦略が大事。
グルーポンがサービスを撤退した背景もこのあたりがあるのでしょう。