先日お寿司やに行った際、考えさせられる出来事があった。
そのお店はとても美味しいお寿司を提供し、お店も賑わっていて、人気のお店。
板前さんは、お客さんがなにを求めているのかを常にチェックし、求めていることに対応する。
素敵なお店だなと思った。
ただ、些細なことがきっかけで、少し居心地の悪い思いもした。
それは、私のお茶が少なくなってきたのに板前さんはすぐに気づき、スタッフにお茶を頼んでくれた。
しかし、すぐにお茶が届かず、再度板前さんはスタッフに声をかける。
しかし、それでも届かない。
それを見た板前さんは、スタッフに対して激怒(怒鳴ったというわけではないが、口調がきつめ)した。
これはお客さんの私たちのために言ってくれているものだろうが、こんな場面を見てしまうとやはり居心地が悪い。
このとき昔の記憶が蘇ってきた。
昔、就職活動中、ある会社の面接を受けていたときの出来事。
会議室で面接官を待っていると、外から面接官が部下に対して、怒鳴り声がした。
その後、ニコニコとして入ってきた面接官がいた。
とても居心地の悪い思いで、いくら会社の魅力を聞かされても頭に入らず。
お客さんのことを考え、質の高いサービスを提供することは大事。
結果が全てと言われるビジネスの世界で、飲食店の結果とはなんだろうか。
美味しい料理を食べてもらうこと?
オシャレな空間を提供すること?
この結果を達成するための過程は必要ないのだろうか?
例えば、店長がお客さんに対して無愛想の場合はどうだろうか?
居心地の良い空間を提供することは、大事なのではないだろうか?
ファストフードや立ち食い系の飲食店も多くあり、居心地の良さは関係なく、
安くてさっくと食べれればokみたいなコンセプトもいい。
ただ、ホスピタリティ感じられるお店にはまた足を運びたいと思う。